存在もいつかは溶けてく

独断的気ままに綴る、あらしさんの話

ピカンチ初参戦

 

ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY』を観た。

 

2002年の映画。一つ前の記事で2008年の嵐さん若い!って言ったばかりだが、さらにもっと若い、少年だ!

けど目がだいぶ慣れてきたのかな…なんかもう…全然ヘーキ(^^;)

 

ここでブログ読者の皆様にお詫びをしなければならない。相葉ちゃんの紅白の記事を書いたときに「相葉ちゃんは嵐の〝抜け感〟」などという、その時点での印象とはいえ全く見当はずれなことを書いてしまった。これ観たらとんでもなかった。前言撤回。そこにはもう既に「恋人にしたい男子No.1」の片鱗をまざまざ見せつけてるまさきがいるじゃないの!なにがってもう制服姿が最高。なんてバカな感想かと自分で引くが、どうしてこれを観てる今日現在、アタシは現役女子高生じゃないのか。本気で歯噛みしてしまった。

 

その・・・細かすぎて伝わる自信が全く無いが相葉くん、ずば抜けてカッコいい男子高校生じゃないところが、たまらなくいいのだ。割と学校に1人くらいこういうコがいて、特別カッコつけてたりイケてる自意識とかも無いんだけど「あら♡よぉく見るとスタイルよくて髪も綺麗で素敵」っていう掘り出し物感!(わっかんねぇよ!www) デートに不慣れな感じとかもう最高。キュンキュンしてしまった。

 

少し前に「黄色い涙」も観たんだけど、基本的な路線は一緒。若者5人のヤンチャでほろ苦い成長譚だ。それぞれに役の違いはあるけど突出したキャラ立ちは無く、エピソードも他愛ないものが多いんだけど、なんか観てしまう。まさに嵐の〝普段の感じ 〟を存分に活かして、お話をも成立させている。そこに違和感が無い。改めて稀有なグループだなぁと思う。

 

ところで。黄色のときも思ったけど、松本くんのキャラ最高じゃないですか?なんていうか…言葉が適当でないし、彼はそういうふうに役作りしてないかもしれないけど「ちょっと足りない人」のニュアンスが最高にカワイイ(笑)なんだあの脱力感、すごくいい。ベトナム料理の屋台で「いらっしゃいませぇええ〜」ってお客を呼び込む台詞の感じが大好きすぎた!!これ、ホント全然バカにしてるとかじゃなくて、ああいう台詞ってちょっとでも本人が「くだらねえ」って思ったら絶対に出ない味わいで。本気で潤くんがやってるから、こっちも大笑いできるんだと思う。真面目に感心。松本くんは『99.9』を観たときに新境地だなあ〜って思ったけど、もうこのときに素地が出来てたんですねえ。もちろん褒め言葉だけど、あんな綺麗な顔をしているのにダッサい感じがめちゃ上手い!(笑)花男よりも、東京タワーよりも、私は断然こっち!!

 

大野さんと団地妻のくだりは、自分の年齢と嫌でも重なってしまい、生々し過ぎるのでコメント差し控えさせていただきます(笑)

 

その他、河原雅彦さんの脚本も、ちょっとした台詞が小気味よく、堤演出との相性が良好。AVのシーンなんかニノちゃん、台詞に聞こえなかったもん、自然過ぎ(笑)

 

実は去年、木更津キャッツアイをバカバカしいだけのドラマだろうと思って観たら、見事返り討ちにあってしまった女なんだ私は。今回、そのときと同じくらいのテンションのゆるさで観始めて、まんまとやられました。これは続編とスピンオフのほうも…あああ〜他にメイキングまであるのか…(遠い目)ちょっと気になりますが、鑑賞できるのは…いつになるかなあ。^^;