存在もいつかは溶けてく

独断的気ままに綴る、あらしさんの話

忍びの国 - 豪華メモリアルBOX 特典映像 -

大野さん中村監督知念侑李クンの3人が本編まるまるにコメントを添えるビジュアルコメンタリーも入ってトータル6時間超の超豪華特典付きBOXが発売されて1ヶ月。

 

やっと…やっと観終わった…。

 

大野さん個人の映像仕事で手に入れた円盤はセカムズと魔王に次いで三つ目。やっぱり面白い。嵐を離れて臨む舞台挨拶は、居心地は悪くないのに、どこかバツが悪そうで所在無げで。どうしたらいいかわかんない感があるように見えて、もぅめっちゃんこ可愛い。メンバーの中ではどちらかと言えばこういう機会が少ない方の人だと思うが、にしても20年以上もこのおシゴトしてきてこんな「場馴れしてなさ」出るもんだろうか。毎度言ってるが、ホントどういうメンタルなのか。でもそのことに思いを馳せるのがたまらなく楽しい。今日もおおのさんの魅力は宇宙だw

 

ただ、だからと言って自信が無さそうかと言われたらそれは全然無くて。やっぱりそこは「37ちゃい」だしベテランなんだなあ…というか、20年キャリアの裏打ちみたいなものをしっかりと感じる。インタビューも、ホント無門のように飄々と(笑)でも、きちんと答えてらしたし、キャストとサシの対談ではホスト役としてゲストをちゃんとリードしながら役についての〝突っ込んだ〟議論にも反応を示してた(笑)いちいちツボだなと思うのが、決して「語ってる」ってボリュームじゃないし、中身がすごくあるかと言うと必ずしもそうじゃないって点だけど^^: それでも目が離せない、波動のような大きな空気感にたまらなく酔ってしまう。…あれがオーラっていうものなのかもしれない。

 

そうだオーラといえば。今回初めて思ったけど、普段お膳立てされた場所、いわゆるテレビセットやステージ上でキラキラしている人が、逆に飾り気のない、そう例えば自分がいつも通っているような映画館の中に居る、という絵面があんなに破壊力のあるものだと思わなかった。特に顕著だったのが札幌。急遽くじ引きで決まったシネマフロンティアのお立ち台はせいぜい40〜50センチの高さ。仕掛けも看板も何もないところに黒スーツ白インナーのシンプル極まりない出で立ちで現れたおおのさんの「あり得ない」感じったらなかった。同じくお忍び旅行でも、規模も内装もいかにもアタシが仕事帰りにでもふらっと立寄りそうなラーメン屋さんのカウンター越しにちょこんと座って、出来上がるラーメン待ってるおおのさんは「いるかよこんな客!」ってくらい綺麗な人だった。隣に中村監督という配置がこれまたなんというか…察してくれ!(爆) もうとにかくそのへんにある物を投げつけたくなるような気持ちの昂りだった。ジャニーズって…ジャニーズって本当に…すごい。 

 

中村義洋監督とは確か10歳しか違わないはずだけど、札幌旅の二人はまるで叔父さんと甥っ子みたいな絵面で(笑)本当にいい関係なんだなあ〜って、終始ほっこり。インタビューでも監督について語ることがおおのさん結構あったけど、やっぱりこの人は「無門を演じたい欲」<「中村監督の仕事に携われる」なのかな、どんだけ「自分より他人」なのかなって。ま、所詮妄想でしかないんだけど^^:でもやっぱり好き、そういうところが滅茶苦茶好き!って再確認する瞬間でもありました。

 

なにしろ6時間超。やっと1回観終わったんだけど、全然足りないw ちょうど『Find the Answer』が出たタイミングでもあり、そっちもチェックして…って勤め人兼子育て期の自分には到底時間が足りない。最近思う。嵐全般もそうだけど、とりわけ大野さんは本当に〝お得〟。だって自分の中に「このぐらい」で満足するラインが全然見えないんだもの。ワンアイテムをこれでもかと見ているのに一向に飽きる気配の無いこの感じはいったいなに。忍びのロングランのときも、映画館に通いながら「私…近所でやってる限り行き続けるな、これは終わらないな…」って思ってたし ^^; 変な例えだけど、味の消えないガムみたい、いつまでだって噛んでられる。こわいやばいホント、なんとかしてほしい(なんとかって何w)

 

あっ、もうひとつなんとかしたいことあった。大野さんの顔がアップになる度に「コンタクトレンズと眼の境目」を探すヘンな癖がつきつつある私です。困る!その性癖は困る!(笑)