存在もいつかは溶けてく

独断的気ままに綴る、あらしさんの話

3年

3月11日。

お天気も良くて、とても穏やかな日和でした。

私はちょっといつもより多く、レトルトのカレーやら、インスタント味噌汁やら、ストック食材を買ったこと以外、特に何も変わったことの無い一日。

けど、やっぱりテレビ観て、黙祷捧げてる人の姿見たら涙出たよ。

もちろん、リアルに津波を体験した人には遠く及ばない怖さだけど、人生で日常が奪われる初めての経験だったもの。やっぱり忘れない。

もう二度とあんなこと起きないでほしいけど、こればっかりはわからない。特にあの震災を経て強く思ったのは、非常時、子供だけがこの家に取り残されることもあるんだってこと。

足の爪が割れて血だらけになりながら、新宿から歩いて帰ってきた友人もいた。日付が変わってたって言ってた。

上のお姉ちゃんももう8歳。カセットコンロでお湯くらい沸かせるように、教えておかなくては。

こんなことも立派に〝備え〟なんだと思う。