小さな証

今回の記事はあらしとは無関係で、超個人的な話。ですが終わり５行でものすっごい些細なさとしネタが出てきます。よかったらそこだけどうぞw

実は新婚当初からずっと用意したい用意しようと思っていたものを今週ついにというか、かれこれ20年になってしまったが…買った。何を隠そう｢印鑑｣である。実印銀行印認印の３本セット。

元々カッコから入りたいタイプの恥ずかしい人間だが、そんな使う機会も無いくせに、自分専用のものをやたら持ってみたかった。何かちょっと「大人」になったような…（いや実際アラ◯ィフだが…＾＾：）あの社会的に〝きちんとしている〟感に、ちょっと憧れていたのだ。とはいえ、かれこれ20年無しで生きてきた。別に持たなくてもなんら困ることは無いし。

それでも買うに至った。それなりに気持ちの高まりが最近あったから。

アルバイトながらフルタイムで働くようになって今月で丸２年。おかげさまで、少しだけど「へそくり」というものが出来た。自信…とは違うけど、お金ってちょっと「自我」にも通ずるような気がして、心の中にほんの僅か「独立区」みたいな領域が生まれたような…と、ふと思ったりもする。手元の印鑑を見ていると、そんなキモチがちょっとした証になったようで嬉しくもなる。

独立区と言っても家族から離れて別居したいわけじゃない。思わず「夫婦仲は平気か」とご心配をかけてしまうが大丈夫、小さいことは色々あるが一応円満である（笑）ただ、働いてみて初めてちゃんと認識できたというか、私はやっぱり「三つ指ついて付いていく」タイプの嫁ではなく「お金」で家族に貢献したいと思ってしまうみたい。逆に稼いでないと家の舵を取っていても心もとなくなるし、変に遠慮して言いたいことも言えなくなってしまう。そのキモチの安定のために働いているという部分も、あるような気がする。屈折したこだわりであんまり可愛げがないが（笑）

ネットオーダーなのでそんなに高いものではないが、大切にしたい品物になった。近いうちに届けている銀行印、ぜんぶ登録を変えてこよう。そしていつかこの実印で自分名義の不動産を…と夢が膨らむ、ささやかだな！（笑）

ところで印鑑の材質…最近はチタンなんかもあるし、木材にしても色んなのがあってどうしよう…別になんでもいいんだけどな…ってなってた時に偶然見つけた。即買いだった。

「智頭杉」「智」の「頭」の「杉」！！

｢ちづすぎ｣というそうだ。字面が目に入った途端にクリックしてた（笑）こんな偶然あるだろうか、思し召しとしか思えない。あ〜20年買わずにいてよかったw